「五月のミル」原作より(7)
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あやしい言葉がつづきます。

ミルの弟ジュルジュの奥さんはイギリス人。リリーという名前でちょっと人目を引くきれいな人。そんな人をミルが見逃すはずはありません。弟の伴侶であるにもかかわらず、ミルは隙を見ては彼女にちょっかいを出します。
ついさっきも、ジョルジュがラジオのニュースにかじりついている間に、退屈したリリーを連れ bras dessus, bras dessous(腕を組んで)自家ワイン倉庫に行きワインを飲んでほろ酔い気分、二人で陽気になって帰ってきたばかり。

五月のミル(昼食会)その彼女がお庭での昼食後おもむろに一服・・・
煙草かな?とおもいきや、むむ、吸い方が違います。

Lily allume un joint,
un joint =マリファナ)

うーん、時代ですねえ、70年代ヒッピーの時代到来は目の前に。
そしてマリファナといえば・・・“まわしのみ”

... qu'elle fera circuler.
faire circuler =(手から手へ渡る・回される)

ex)faire circuler un livre(本を回し読みする)

フランス語を使っていて用心しなければいけないのが faire の使い方なんですけど、つい Elle circule... なんて言ってしまったら大変なことに・・・彼女自身が回ってしまう意味になるのでご用心。
わたしもこの faire の使い方で何度注意されたことか。
Je cuis de la viande とか言ったことないですか?(わたしは熱発生器か?!)

そして、回ってきたマリファナは“吸う”もの・・・

Milou tire une bouffée.

マリファナの場合は fumer は使わないみたいですね。
ミルはしとやかに一服でしたが、ミルの姪のクレールは「深く」吸い込んじゃいます。

Claire tire une grande bouffée.

ついでに、この tirer ですが、俗語で「麻薬を打つ」場合にも使うみたいです。辞書には載ってませんが。

そして最後にマリファナが回ってきたのがトラックの運ちゃん・・・
でも彼はすでにゴロワーズを吸って満喫しているので、こう断ります。

Non merci, je fume français.

粋ですねえ。わたしも言ってみたいです・・・Je fume japonais と。
でもそうなると銘柄が気になるところ。日本の代表的煙草の銘柄って・・・?


「五月のミル」原作より(終)
| 2007/03/01 - 20h | 原作「五月のミル」より | Comment (0) | この記事のURL |


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