DELF/DALF の試験結果がきたぞ
春に受けたDELF/DALFの試験結果がきました。
今回は2つ受けたのですが、ひとつ受かって、ひとつ落ちました。
どのレベルを受けたのかというのは恥ずかしくて言えませんが、DELF B2 〜 DALF C2のあいだ、ということにしときましょう〜。まあ最後の難関 DALF C2 は、もし受かったら堂々と言うとおもうので、これが受かったんじゃないということは確かです(あたりまえだ)

DELF/DALF の試験ついてはこちらをどうぞ

試験を申し込んだ当初はゆっくり勉強ができるとおもったんだけど、結局最後はバタバタ状態の一夜漬け。と言ってもDELF/DALFの試験が一夜漬けで受かるわけないので、とりあえず今まで培ってきたものが少しでも役に立ったということでしょうか。うーん、でももう少しちゃんと勉強したかったなあ。どうしていつもこんな風になっちゃうんだろう。

この試験は4つの分野に分かれていて、それぞれ、
CO = Compréhension de l'oral
CE = Compréhension des écrits
PE = Production écrite
PO = Production orale
上から「聞き取り」「読解」「文書作成」「口頭表現」です。

今回の感想を一言でいえば、わたしにとって一番の難関はやっぱり「書く」ことでしょうか。独学してると自分の書いた文章が良い構文なのかダメな構文なのか、フランス人が読んで自然な文章なのか不自然な文章なのかどうか判断できません。ただこの辺は、新聞とか雑誌とか本とかを大量に読むことである程度は解消できるような気もします。(あくまでも気がするだけだけど)

そして「聞き取り」は、DELFの始めの方の試験と違って、中盤以降になると単なるニュースや会話の聞き取りじゃなくなるんですね。インタビューやらレポートだったりして、時間も長い。話していることの概略だけ分かれば良いというものでもなく、ある程度の詳細部分も聞き取れて理解できてないと問題には答えられないので、本当の意味で聞き取り能力は必要になってきます。それに、一度聞いて、もう一回聞かしてくれるだろうーなーんて思ったら大間違い。一回ぽっきりで終わりだったりするのがあって焦ります。

あと、最後の「口頭表現」ですが、実はわたしエクスポゼが大の苦手。記事の内容とか分かっていても、それをレジュメして第三者(試験官ね)に伝えようとすると、いきなり頭が真っ白になってしまうんです。この辺はどうやって克服したらいいのか・・? しかしですね、その後の試験官との質疑応答で挽回です。この分野は会話が止まってしまったらアウトになるので、なんとか会話が続くよう努力努力。そのおかげで、落ちた方の試験の成績で一番よかったのがこの「口頭表現」でした。いや、落ちたんですけど・・・

と言うわけで、また次回に向けてがんばりまあす。

ところで、今さらですが気づいたことがあるので書いておきます。
この試験の4つの分野のフランス語表記ですけど・・・

Compréhension de l'oral(聞き取り)
Compréhension des écrits(読解)
Production écrite(文書作成)
Production orale(口頭表現)

上の2つの oralécrit は名詞扱いで、下の2つが形容詞なのはなぜ?
ちょっと考えてみました。
下の2つは簡単なんですよね。この試験を受けたことある人なら分かるとおもうけど、文書作成と口頭表現は試験問題が「1つ」しかありません。だから単数形。
上の2つがちょっとやっかいなんですけど、Compréhension de l'oral の方は試験問題の数は複数なんですけど、ニュースやインタビューなどの抜粋(または数えられないから)なので de l'oral の「部分冠詞」となる。
Compréhension des écrits は、やはりこちらの方も問題の数は複数。でも記事の中から抜粋されているわけではなく、記事ひとつやふたつがまるごと問題になっているので des écrits は「定冠詞」(de + les = des

と、ここまではよし。それじゃあ・・・と別の問題が頭をよぎる。

上の2つを下のと合わせて Compréhensions oraux とか Compréhensions écrites にしたらどうよ?ってことになるんですが、この場合、Compréhension は「理解力」、Productionは「生産力」というカテゴリーを表わす名詞(つまり数ではなく、理解力とか生産力とかの名詞の意味だけが欲しい)になるので、このばやい複数形はふさわしくないのではないかと・・・・

フランス語って、よくできてますね。

もし違うよ、とおっしゃる方がいましたら遠慮なくコメントなぞお願いします。
| 2007/08/21 - 01h | 独学でフランス語 | Comment (0) | この記事のURL |


簡単な文章をたくさん読む LE JOURNAL DES ENFANTS
外国語を勉強していて、理解度をあげるためにも「読む」力をつけることが必要なのは誰でも知っていることですが、言うは易し、なかなかそう簡単にはいかないのが現実。
Le Petit Nicolas a Des Ennuis以前わたしは「プチ・ニコラ」に代表されるようなジュニア向け小説を読んだりしたことがあったのですが、でもですねえ、これはわたしだけかもしれませんが2、3冊読むとだんだんその内容に飽きてきてしまうんですね。いくら言葉のレベルが子どもだからって、頭の中身が大人の人間が子どもっぽい内容の本を純粋に楽しむには無理があるというもの。
結局わたしはプチ・ニコラ2冊ほど読んでおしまい。その後、その手の小説には一冊も手を付けていません。

しかし、フランスの「子ども向けの新聞 - LE JOURNAL DES ENFANTS」これはなかなかおもしろい。
わたしはだいぶ前に一度だけ試しに購読したことがあったのですが、ずっとやめていて、つい最近また購読しはじめました。ル・モンドやリベラシオンみたいに格調はないけれど、簡単な文章をたくさん読むにはうってつけ。
文章は、そうですね、フランス語中級あたりいっていれば比較的楽に読めるのではないでしょうか。もちろん記事の内容やボキャブラリーの問題もありますが・・・というか、思うにこれを読む一番の価値はそのボキャブラリーなんです。
早い話、子どもでもわかるように記事が書かれてあるので、記事によっては部分的に言葉の説明や、基礎知識なども載せられていて、外国人にはお役立ち、ベーシックな語彙力を増やすのにはとてもいい教材なのではないかとおもいます。
フランスの子どもでもこの新聞が読めるんだな、とおもうと大人のわたしはもっとがんばろーと励みになったりします。
ちなみにこの新聞は8歳から14歳を対象に作られています。

購入先は「欧明社」でも取り扱っているのですが、メールで代金を問い合わせたら、一年間購読料(税込)¥16,210という返事が返ってきました。同じ定期購読をするなら「Viapresse」あたりで注文した方が、半年購読もできるし安いのではないかな・・・。
| 2007/07/19 - 23h | 独学でフランス語 | Comment (0) | この記事のURL |


独学でアウトプットするには
つい先日からはじめた「今日のFrance2」ですが、実はこれ、春に受ける試験準備の一貫ではじめたんです。わたしはふだんから家にいるときは「France Info」をずっと流しているのですが、聞いているようでいてその実、音楽のように流れてしまって頭に入ってきてない場合が多く、TVのニュースなら映像を見ながらそれなりに理解できるのですが、ラジオとなるともう「耳」だけが頼りなので聞き取れなければお手上げ、何の話をしているのかさっぱりわかりません。

でもネット配信の「France2」を見はじめてから気がついたことは、ニュースのバックグラウンドというのでしょうか、例えば、今朝の France2 で流れていた内容がラジオでも流れていたりすると、同じ内容だからよくわかるというか、言ってみれば当たり前のことなんですけど、語られている内容がだんだんわかってきた気がします。もちろん全部じゃありませんけどね。そしてひとつ分かればそれから派生して3つ、5つと、頭脳のなかに「理解網」というのがあるのかどうか知りませんけど、バラバラになっているデータが繋がって一本の編み目になるみたいな気がします。

最初は、理解できたことの確認という意味で、第三者にもわかるようにブログにアップしはじめたのですが、いやいやこれがなかなかおもしろい。ひとりで見てるだけでは言っている内容がわかりさえすれば満足だけど、それを他の人に伝えようとするとやはりあいまいな単語はきちんと調べなければならないし、わかるように説明もしなきゃ。これが「アウトプット」というのであれば、やっぱり語学にはインプットとアウトプットの両方が必要なんですね。
特にわたしの場合は今ほぼ独学なので、こんな形のアウトプットでもやってないと覚えたことを逆インプットできない気もします。

でもルポが長かったり内容が込み入ったものなどは記事を書くのに時間がかかりすぎて無理だとおもいますが、小ネタぐらいだったら続けていけそうです。
| 2007/04/16 - 21h | 独学でフランス語 | Comment (0) | この記事のURL |


反骨精神で学ぶ
フランス反骨変人列伝「フランス反骨変人列伝」という本を読む。あまりにおもしろいので一気に読んでしまった。
これはフランス史上実在した、ちょっと変わった4人の人物に焦点を当て、その人物がその時代にどう生きたかが書いてある本で、中でも詩人犯罪人ラスネールと、死刑執行人サムソンの二人が特におもしろかった。

ラスネールは、あの『天井桟敷の人々』の中にも出てきた登場人物で、第一部ではギャランス(アルレッティ)の昔からの仲間、最後に彼女の旦那を殺してしまう男として出てくる。強烈な印象を残す役柄なのでおそらくこの映画を観たことある人はすぐわかるとおもいます。実はわたし、あのラスネールが実在した人物だったなんてこれっぽっちも知りませんでした。ということは、あの映画は19世紀に実在した人物をとり入れ、寓話と事実が混ざり合った作品だったのですね。
(ちなみに『天井桟敷の人々』は1800年のパリが舞台)

実はここでこの本のことを書くつもりはなくて、読んでいるうちに本の題名にもなっている「反骨」というのが独学で勉強をつづけていくのに必要な精神じゃないかとおもったのです。
(「変人」になる必要はないとおもうけど・・・)
まあ別に語学じゃなくても、なにかを続けていくということは普通の精神力+αが必要なわけで、とりわけ周りの流れに逆らって生きる反骨精神は相当個性がないとできることじゃありません。
わたしにそれほどの強い精神が備わっているか?というのは、ちょっと怪しいところではあるのですが、あるようでないような、確かに人と違うことをするのは好きだけど、わたしの場合のそれは「あまのじゃく」的なものがあって決して反骨精神ではないような気も。

ただ英語と比べるとフランス語というのはもともと逆らった言語という気がしないでもない。少なくとも日本で暮らす上であまり(というか全然)必要ない言葉だし、ほとんど趣味の言語だ。
それを証拠にフランス語を勉強しはじめるきっかけというのが、わたしの知るかぎりでは皆ほとんどが「映画」や「料理」「モード」など趣味の世界から入ってきている。(大学で第二外国語として学ぶ場合は別)
そんな言語に思いを馳せて、たった一人で勉強しようというのだから、そこに反骨精神がまったくないかといえば嘘になるだろう。この本のなかに出てくる人たちも、見ようによっては時代の流れに翻弄された「不器用で不運な人たち」なのだが、別な見方をすれば、周りから非難され冷たい世間の目を一身に浴びながらも自分の気持ちに正直に生きた「勇気ある者」ともいえる。そして彼らの死後に時代が変わり、彼らの功績が光るのである。

というわけで、ちょっと勇気づけられた一冊でした。
| 2007/03/08 - 23h | 独学でフランス語 | Comment (2) | この記事のURL |


独学でフランス語
お知らせが遅くなりましたが、試験受けるついでに書いたフランス語の勉強のことを「独学でフランス語」というカテゴリーにしました。
もうだいぶ前からですが、おそらくこれからも学校に通ってじっくりフランス語を学ぶということはないだろうとおもいます。一時的に行くことはあるかもしれませんが継続的にはたぶん無理。学校に行けばいったで学ぶことはたくさんあって、通いたいなあという気持ちはすごくあるのですが、時間的な制約があったり環境的なこととか、その他もろもろの事情でだんだんむずかしくなってきています。

だから独学、されど独学。

学校に行かなくても勉強はできます。でもひとりで勉強を続けていくということはむずかしいです。フランスに住んでいるのならともかく、フランス語は英語などと違って日常的に耳に入って来ないし、生活に必要ない言語であったりするので忘れるのも早いです。覚えたさきから忘れていきます。最近はこの「忘れる」ということを前提にあまり覚えないようにしています。・・・という言い方は変ですが、本来言葉は覚えるものでなく身につけるもの。身についた言葉は決して忘れません。そのためにはどうしたらいいか。時間の許すかぎりフランス語と接し、フランス語にまみれるしかないでしょう。24時間とはいいませんが、半日は可能でしょう。

また追い打ちをかけるように脳の老化もはじまっています。若者たちの「ついていけない」言葉数々。きちんと話してくれればいいものを最近のコドモたちの支離滅裂な言葉遣いに閉口しつつ(文になってないぞ!)、それでもザルで水をすくうがごとく、いつかきっと底に水が溜まるだろう、溜まらなくてもちょっとぐらいザルの目に水がしみ込むかもしれないなどとおもいながらやっております。
なんとかモノにしてやろうという意気込みはあるものの、あまり肩ひじ張ってつっぱりながら学ぶのもやだなというひ弱な面もあり。
とにかく、そんなこんなでこのカテゴリーはそんな独学の吐け口的につくりました。

「継続は力なり」

これをフランス語で

Avec de la persévérance dans l'effort, on vient à bout de tout.
| 2007/02/20 - 14h | 独学でフランス語 | Comment (2) | この記事のURL |


独学の独り言(補足)
前回のエントリーで書き忘れたことがあったので補足します。

「聞き取り」に使う素材ですが、一番最初に使うものは子ども向けのアニメや映画がよいとおもいます。えっ、子ども用の?とおもうかもしれませんがこれがなかなかあなどれません。子ども用に作られているものは一般の映画と違って、フランス語が構文的にもしっかりしているし、比較的聞き取りやすく、また使われているボキャブラリーなどもお子様向けなので不必要な隠語など使われてなく覚えても安心。逆にいえば、使われている言葉は子どもたちでも使える俗語だったりするので、勉強の素材にはもってこいだとおもいます。

一般の映画の中で使われているフランス語というのは、登場人物の「階級」「職業」「年齢」、または描かれている「時代」などによってその言葉遣いが違っていて、聞き取りするとき、それを分かって勉強するのなら問題ないのですが、下手すると変な言葉ばかり覚えてしまいかねない。
隠語や俗語は、映画やドラマを理解する上である程度は必要なのですが、TPOをよく考えて使わないと人格や品位を疑われる要因ともなります。

フランス人のなかには ”Les cinq mots” に代表される汚い言葉を極端にいやがる人がいたりするので要注意。俗語の使い方などは、フランスに在住しているならともかく、日本で使う場合はそのノウハウがわからないので気をつけないと大変なことになります。
ですから俗語・隠語などは理解するだけにとどめて、使うのはきちんとしたフランス語を、質の高いフランス語を向上させる方に力を注ぐべきでしょう。
わたしも今までにいろいろ注意されました。最近はきちんとしたフランス語を間違えないで使えるようになりたいなあとおもうようになりました。

ちなみにわたしは最初はタンタンのアニメビデオ2本とイギリスのクマさんで有名なパディントンのフランス語版を使用して聞き取り訓練しました。

参考までに、タンタンの公式HPはこちら→ Tintin.com
| 2007/02/19 - 00h | 独学でフランス語 | Comment (0) | この記事のURL |


独学の独り言(2)
さてさて次は「話すこと」と「聞き取り」ですが、この2つは密接につながっていて、聞き取りができるようになれば話すこともある程度は可能になるのではないか?とわたし的にはおもっています。相手の言っていることがわからなければ会話もできませんしね。相手の言ってることを聞き間違えてとんちんかんな受け応えをしてしまうことも、聞き取りがちゃんとできていれば解決するだろうし、また「○○の意味がわからないわ」などと、先生なり友人なりに聞くことも「音」を聞き取っていなければできないこと。

昔、とある学校で「音を聞き取る」訓練をしたことがあるのですが、わたしにとってそこで得たことはひじょうに大きかったです。
そこでやったことというのは、いわゆる「発音」の勉強とは違って、フランス語の映画またはアニメのビデオを字幕なしで見て聞き取り、スクリプトを起こす訓練でした。いわゆるディクテなのですが、正式なディクテの場合は、言い手がそれなりにゆっくりとした速度で文章なりを言ってくれますよね。
でも映画やアニメの場合、普通の会話の速度なので最初はかなり厳しいです。テープに録音したものを何十回、何百回と同じ箇所を聞き取って一文字一文字スクリプトを起こす作業はかなり根性のいる訓練で、たぶんこの手の練習は人によって向き不向きがあるとはおもうのですが、わたしはやりはじめたらクセになりそうなカリスマ的なおもしろさがありました。

ご存知の方も多いとおもいますが、フランス語には母音が16あります。
日本語は、あ・い・う・え・おの5つでしょうか。専門家に言わせれば「音楽」などの“おん”などは鼻母音になるそうで、そうなると6つ・・・。少ないですね。
これだけをみても、この少ない母音に慣れている日本人にとって、16個の母音からなりたっているフランス語をきちんと聞き取るのは簡単ではないということが容易にわかるとおもいます。
でも、容易ではないかもしれないけど無理ではないのですね。

例えば、provinceProvence は当然赤字のところは「母音」の音が違うわけで、この違いを聞き取れれば意味を取り違えるはずがないのです。
自然に聞き取れるようになるのを待つなんて考えてたら何十年たっても無理だとおもうので(とりあえず日本にいる以上は)やはりこれは訓練だとおもいます。ビデオを見て聞き取ってスクリプトを起こす作業は、続けていればだいたい半年ぐらいで会話の速度にも慣れ、聞き取り能力の効果が出るようになるので興味のある方は試されてみてください。独学している方は、あらかじめスクリプトのできている映画なりアニメなりを選んだ方が、あとから仕上がったスクリプトを確かめるのに便利だとおもいます。

最後に「話すこと」について。これはいたって簡単です。
老婆心で言わせてもらえれば(いやまだそんな年じゃあありませんけど)、フランス語を話せるようになれるコツ・エトセトラ、ここにあげておきます。

☆心臓に毛を生やす
(しょせん人間は85ぐらいまでしか生きられない。そう思えば心臓にも毛が生えてくるものです)

☆細かいことを気にしない
(「ル」だったかしら「ラ」だったしら?まあいいわ「レ」にしときましょう、のノリで話す)

☆フランス人と話していて頭にきたら遠慮なく怒る
(怒ると喜ぶフランス人がいます)

☆わからないことがあったら聞く。そしてちゃんと答えてくれる人をお友達にする。


独学の独り言(補足)
| 2007/02/16 - 00h | 独学でフランス語 | Comment (0) | この記事のURL |


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